栃木県栃木市岩舟町にある「とちぎ花センター」で7月16日(土)〜8月28日(日)に開催された食虫植物展に行ってきました。その時の様子をレポートします。
とちぎ花センターの外観

両毛線岩舟駅が最寄りの植物園で、JR栃木駅から循環バスでも行けます。今回は栃木まで東武特急に乗り、バスに乗り換えて行きました。小さなワゴンバスで料金は現金を直接手渡しでした。地域の年配の方が利用しているようです。栃木駅南口から30分ほどで最寄りのバス停「とちぎ花センター前」に到着。

植物園の向かいにはいわふねフルーツパーク。園内は鑑賞大温室「とちはなちゃんドーム」、カフェ「はなカフェ」併設のホール棟、ハス池、大花壇、展示温室、体験温室、バラ園、フラワー館を有しています。門から鑑賞大温室へは、歩いてすぐです。




ヘビウリのアーチでお出迎え
食虫植物の展示が行われている鑑賞大温室「とちはなちゃんドーム」の前には、ヘビウリのアーチがあり、ヘビがお出迎えをしてくれました。



ワクワク感満載。本から食虫植物の世界に飛び込む

鑑賞大温室に入ると、すぐに食虫植物の顔出しパネルが見えました。奥に進むと、食虫植物の本を模した大きな展示物。本の中に飛び込んで、食虫植物の世界へと入る仕掛けです。つまり食虫植物の世界の入り口。

現実から非現実の世界に入る感覚があり、アミューズメントパークのアトラクションのよう。楽しく、素敵なアイディアだと思いました。


ウツボカズラアーチ

入ってすぐにウツボカズラ(ネペンテス)のアーチ。潜って中を進みました。





食虫植物クイズ
各捕虫方法(落とし穴式、わな式、粘着式など)をもつ食虫植物のクイズと、本を開くと正解の植物の展示。そして説明の冊子が無料で配布されていました。
クイズを解きながら回ります。ハエトリソウ、サラセニア、ムシトリスミレ、セファロタスの植栽展示がありました。









捕まった虫の気持ちになってみるコーナー
展示の中央には大きなウツボカズラの模型があり、中に入って、捕まった虫の気持ちになる体験コーナがありました。私でも入れそうなサイズだったので、実際に入ってみました。


絶望的な気持ちを疑似体験できます。
食虫植物の学習コーナー



順番が前後しますが、食虫植物の世界に入る手前には図書コーナーがあり、食虫植物の本が閲覧でき、ここで学習ができます。
食虫植物展で見られる他の植物
常設展示では、さまざまな熱帯、亜熱帯、乾燥地帯の植物を見ることができました。ちょうど水戸市植物公園の温室でも咲いていたペトレア・ヴォルビリス・アルビフロラの花。ベンガルヤハズカズラの花。美しい淡い翡翠色のジャスティシア・エクボリウム。ダースベイダーに似ていることで有名なアリストロキア・サルヴァドレンシスの花が咲いていました。
常設展示のウツボカズラ。巨大なヒスイカズラの植栽があり、今は花の時期ではありませんが、ヒスイカズラの花の時期にはすごいことになりそうと思いました。乾燥地帯には奇想天外の植栽展示がありました。





