もんどり式のわなをもつ食虫植物を解説

食虫植物は虫を捕まえるために様々な仕掛けを自身の体にそなえています。
葉の一部がわなになり、そのわなで虫を捕まえています。
種類によって、そのわなの形、捕まえ方は異なります。
そのため、わなを大きく5種類に分けました。
もんどり式のわなは、その5種類のわなの一つです。
ここでは、もんどり式のわなについて解説していきます。

ところで、まず「もんどり」の説明から。
もんどりってなんでしょうか?

もんどりはウナギなどの魚を捕まえるための仕掛けで、主に川で使います。
形は筒状が多く、竹で作ったのも見たことがあります。

片方に魚が入る穴があり、中に入った魚は出ることができません。

この「もんどり」に似た捕まえ方をする食虫植物があります。

もんどり式のわなをもつ食虫植物の種類

もんどり式のわなをもつ食虫植物は1つだけ。

ゲンリセアです。

見た目はミミカキグサに似た植物です。
ミミカキグサと同じように湿地に生え、花茎を伸ばし、
小さく可憐な花を咲かせます。

また、ミミカキグサと同じく、わなの部分を地中に隠しています。
ところが、わなの形、捕まえ方は全く違います。
もんどり式がどのようなものなのか、見てみましょう。

もんどり式のわなの仕掛け(ゲンリセア)

ゲンリセアは、地面にさじの形の葉を円状につけます。
(タンポポの葉のような葉のはやし方です)

そして、地面の下にも葉を伸ばします。
この地中の葉がもんどり式のわなになっています。

葉はチューブのような筒状で、真ん中にふくらみがあり、先が二又に分かれています。
まるで、Y字の逆の形です。

二又に分かれた葉の先が、どちらも、らせん状にねじれていて、
葉にはすき間があります。

二又の葉に開いたすき間にもぐりこんだ虫は、
葉の内部に、奥に向かって毛が生えているために後戻りができません。

奥へ奥へ(上の方へ)とさそいこまれます。

奥にあるふくらみは捕虫室で、ここにたどりついた虫は
ここで出る消化液で溶かされて消化され、吸収されてしまいます。

もぐりこんだら最後、後に戻ることができないわな、怖いですね。

もんどり式のわなをもつ食虫植物は、このような方法で、虫を捕まえています。

その他のわなのページも、チェックしてみてくださいね。


はさみこみ式
落とし穴式
粘りつけ式
吸い込み式

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